※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
今、佐伯さんが、千葉の仲間が心配だからと、現地に足を運んで、
現状を伝えてくださっています。
ちょうどスーパーに寄る用事があったので、
男性が買いにくいだろう生理用品と、ついでに成人用紙オムツを箱買いして、
現地に送らせていただきました。
もしご協力頂ける方がいらっしゃいましたら、上記の住所に直接送ってもらって、
大丈夫だそうです(今は生理用品は集まってきてるそうです)。
(2019年9月17日現在の必要な物資が書かれているので、現状は常に変化するそうです。SNSなどで必要物資の情報が流れてきたら、ぜひ困っている方の為にご協力いただければと思います)
。。。。
北海道の最終日のお話しです。
この日は朝皆んなで集合して、
自然栽培パーティの会員さんの安平町の「自然体験農園とあさ村」にお邪魔してきました。
天気が悪くて、少し雨も降る中の写真なので、
ちょっと暗く写ってますが、
野菜たちが元気で良い場所でした😊
ハウスで育ててらっしゃる、珍しいトマト「プリムトマト」を育ててらっしゃいます。
形も珍しいですが、味も甘くて濃くて、めっちゃ美味しい‼️
いくつかその場で食べて、いくつか頂いて帰ってきました。
いただいたプリムトマトから種を取って、
すずなりでも育ててみたいと思います😊
こちら「とあさ村」は、障害を持っている「こうじ君」とお母さんお二人で、
広大な土地を管理して、お客様にも手伝ってもらいながら運営されているそうです。
なんと。こうじ君の得意は、
野菜に付いたアオムシを手で一つずつつまんで取ることです‼️
お母さんの青木明子さんと、こうじ君↓
集中して青虫を取る姿は、
「職人のようだねぇ〜」と、佐伯さん↓
障害を持っていても、何か突出して誰よりも上手に出来ることがある。
それを見つけてあげて、伸ばしてあげれば良いのです。
すごい集中力を発揮する方もおられるらしく、
こうじ君も、ずっとアオムシをニコニコ楽しそうに取っている姿に、
こっちも嬉しい気持ちになりました。
そして、そのアオムシは、烏骨鶏の餌になるそうです😊
とあさ村の鶏たちは、十分動き回れるスペースでのびのびと生活しています。
下は土ですので、糞尿も微生物が分解してくれるからか、
全然臭わなかったのがびっくりです!
養鶏場、養豚場、こういうところに行くと、独特の悪臭がするのですが。
全く、臭くない。
普通、養鶏場って、こんな風に狭いゲージに閉じ込められて卵を産まされます。
ストレスや、悪環境で病気になる鶏さんもいて、
薬を飼料に混ぜられたりします。
その肉や卵を私たちが食べているのですよー。
とあさ村の鶏さんは、臭くない。そして羽がピッカピカで綺麗でした❤️
「ムー」ってTシャツ怪しいっすよ(笑)。
とあさ村さん、ただ今クラウドファンディングに挑戦されていて、
交換商品に「烏骨鶏の卵」があったのですが、
残念。
一番人気らしく、売り切れていました( ;∀;)!
とあさ村の「どうしてクラファン?」の説明を、
こちらに貼り付けさせていただきます。↓↓
・・・・
クラファンを始めたきっかけは、
2018年9月の北海道胆振東部地震だったそうです。
被災時に、障がいのある次男君の不安定な様子を見て、
災害時に発達障がいのある人々が
一般の避難所で暮らすのは困難であると感じたそうです。
その時、自治体で、障がいのある人たちをサポートする
施設や取り組みが不足していることを痛感されました。
発達障がいのある人は
日常とは違う突発的な出来事に対応する力が弱く、
感覚が鋭敏なため、大きな音やキツイ匂い、
人との距離が近い密集した場所が苦手です。
そこで青木さんは、
普段は障がいのある人々が集まるコミュニティサロンとして活用し、
災害時には安心して身を寄せられるような建物を開設し、
運営していくことを決意されました。
障がいのある人も地域の人々と共に暮らせる“居場所”として、
災害時にも滞在できるコミュニティサロン「みんなの家」を作る。
このクラウドファンディングに、是非、ご協力をお願い致します↓
「安平町に障がいのある方も安心できる“居場所”を作りたい」
誰でも年を取れば障がい者になります。
大規模な自然災害は、今後ますます増えるでしょう。
その時、全国に、こんな『居場所』があれば、
とても安心だなぁと思います。
・・・・
障害を持っている方は、とってもデリケートだそうです。
こだわりが強かったり、
出来ることと出来ないことの差がはっきりしていたり。
私たちみたいに、我慢しなさいと言われたら「はい!」とできない人もいる。
そういう人たちのために、居場所を作ろうとしていらっしゃる活動があることだけでも、
このブログを通じて知っていただけたらなぁと思います。
もちろん直接ご支援いただけたら嬉しいですが(私も微々たるものですが、ご協力させていただこうと思っています)、
できない方でも関心を持っていただけることだけでも嬉しいです。
こうやって、私たちの知らないところで、
誰かが誰かのために頑張っていて。
力になれる時は何かできたら、こちらも満たされますよね。
人間ってこうやって支え合って生きていくのが、
心を持った生身の人間として自然な在り方に感じます。
番犬「プッチー」。脇の下を攻める佐伯さん。↓↓
かわいい〜❤️プッチー❤️
この時点で、お福とお幸に会いたくてたまらなくなった❗️
(北海道旅行が楽しすぎて半分忘れてた❗️笑)
最後に大阪チームと明子さん、こうじ君と写真を↑↑
このニッコニコの笑顔‼️
そして、また彼は自分の仕事を黙々とするのでした。。。
青虫取り。↓
私は、社会に出て、障害を持った方と一緒に働いた事が一度だけあります。
私が店長を任されていた大阪のマッサージ店に、
盲目のあんま師として、
20代の女性を採用したことがありました。
彼女の手の指先には「眼」が付いているのではないか?と思うくらい、
ツボを捉えるのが上手で、
すぐにお客さんの指名がつきました。
それに感動した私は、自分も目を瞑って手先を敏感にさせてマッサージする練習をしたものです。
盲目の人も、見えなくても、見えているんですよね。
見えている人以上に。
障害って、一つの特徴や、センスや、才能なんだなーって。
こうじ君の集中力を見ても、ホントそうだなと。
で、偏った才能を持った方たちに、
居場所と、仕事を提供して、
皆んなで共存していこうというのが、自然栽培パーティさんのやっている事の一部。
もっと、壮大な事になっていくという予感で、
今回北海道から帰宅しても、興奮が治りません。
大阪伊丹空港に到着して解散前の写真↓
みんな有り難う❤️
チーム大阪のみんなは、ほぼ畑もまだやってない❗️
でも、自然栽培パーティさんの方向性に感動して、前のめりで集まった仲間です。
普段人見知りの私が、すごい不思議だったのは、
このチーム大阪メンバーと一緒にいたら、本当に楽で楽しくて、家族みたいにリラックスできるってことと、
木村さん、佐伯さん始め、すごい人と一緒にいると緊張する私が、
全然楽だったこと。
それは・・・本当に凄い人は、肩の力が抜けていてリラックスしてるし、
そして、人の上にも立たないし、下にも入ってこない。
対等でいてくれることが、
「先生!」って感じではなく、
「自然を愛する仲間」として迎え入れてくれたからなんだな、と理解しました。
北海道では美味しいご飯もたっぷりいただいてきました❗️
カマンベールソフトクリーム↓
というわけで、
帰ってきたら、私の感じ方に変化が。
明らかに、北海道に行くまえと、戻ってきてから、何かが違います。
言葉で説明しにくいなぁー。
簡単に言うと、思考がよりシンプルになってきて、
迷いがない感じ。
思考や行動の中に「摩擦」がない感じ。
だから、日常がスムーズに流れていく。なんだこれー。
(もともとは、グチャグチャ考えて動けないタイプ)
帰ってきたらすずなりのお野菜はピンピンに育ってたよ。有り難う。