☆読者さまからの質問にお答えします☆
なんでもジャンル問わずどうぞ~
(質問はblogのコメント欄に書き込んでください。どこのblogでも必ず目を通してますのでね~❤)
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久しぶりに昔のblog記事に目を通していました。
カウンセリングでは、クライアントさまのお悩みももちろん聞きますが、
家族構成や、家族の歴史の中で何が起こったか?(細かいことより、痛みが残る様な大きなショックな出来事)を、
聞かせていただき、
クライアントさまの今のお悩みと関係がありそうな場合は、
その出来事を扱うこともあります。
ご両親が中絶や流産をしている場合も、(クライアントさまから見たら、ご自身の兄弟姉妹が生まれてこれなかった場合)
クライアントさまの人生、家族の人生の方向性に大きな影響を受ける場合があります。
流産よりも、中絶の場合の方が、「罪な出来事」として認識され、
家族に深い心の傷を残します。
自分が生まれてくる前の出来事だったり、
両親から聞かされてなかったとしても、
集合的無意識では、全てがひとつに共有されているので、
魂は全て知っています(顕在意識に上がって来ないだけで、無意識は知っているというか、共有しています)。
そして、ご自身が中絶してしまった場合も、その心の傷としっかり向き合い、
産んであげれなかった命と正面から向き合ってその痛みを解放していかないかぎり、
「無意識に働く罪意識」から解放されて、「幸せな人生」を受けとることが難しくなります。
ここまでは、過去記事でも書いてきたことと重なりますが、
罪や、良くないこと、後悔するような間違いを犯した出来事、は、完璧でない人間は起こしてしまいます。
いつも正しい、自分も他人も傷付けない生き方をできる人はいないと思います。
私もそうです。間違いを犯します。
で、罪や苦しみは、ただそれをその様にしておけば、ただの罪や苦しみで、
後悔や自責の念で、自分をどんどん苦しめて、自分の人生を自分で不幸や病気に追いやります。
そうやって、自分を痛めつけることで、罪や後悔を「清算」してチャラにさせようという、
心の中の天秤があります。
天秤の一方に「罪」、一方に「痛みや不幸」を乗せて、
罪が深ければ深いほど、自分は痛め付けられたり不幸になることで、罪が癒される・・・
というような感覚を人間は持っています。
(もちろん、罪が深いか浅いかと感じるかどうかは自分の主観的なものになります)
そうやって、「痛み」により、自分のやってしまったことを清算させる方法と、
自分のやってしまったことを「善きこと」として清算させる方法の、
二つの方法が実はあります。
私はカウンセリングで、このことを今まで何回もしつこくクライアントさまにお話させてもらたてきました。
それはナゼかというと、自分は子供を降ろした、離婚して子供を引き取らず捨ててきた、
人を故意に傷つけて来た、やってはいけないと分かっていて、やってしまった罪。。。。などを持ちつつ、
「幸せになりたい」という気持ちを持ってカウンセリングにお越しになられる方もいらっしゃるからです。
ですが、その罪と向き合うこと以外に、その人の心が癒されて、
幸せになる許可が無意識レベルで出ることはありません。
そして、その罪からなにかを学び、「善きこと」として、世の中や他者に還元できたときに、
初めてその出来事が成仏されます。
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例えば、人生が上手く行かないと相談に来られるクライアントさま。
お話を聞いていたら、自分の下にも本当は生まれるはずの命があったが、4人目なので両親が中絶していた。
その魂への罪の意識(自分は生きているのに、あなたは生まれてくることができなかった)の、
均衡を保とうとして、無意識に自分の幸せレベルを下げていたことが分かった場合、
(もちろん分かるというのは、セッションで確かめていきます)
このクライアントが幸せになっていい!と許可を出せる様になるためには、
この無意識下にある罪の意識「自分は生きているのに、あなたは生まれてくることができなかった」という、
申し訳なさや、罪の痛みに触れていただきます。
(本当は中絶を決めた両親に罪の意識があって、それを引き受けている場合もあります)
その上で、生まれて来れなかった命が、生きている家族にどんな風に生きてもらったら、
自分の失われた命が報われるかを、感じてもらいます。
(エンプティチェアを使って、生まれて来れなかった命のポジションに座ってもらい感じてもらいます)
そうしたら、生きている家族には、健康で幸せでいてほしい、
自分の生きれなかった分まで、命を大切にして、喜んで生きて欲しい・・・という気持ちが伝わってくるのです。
水子は恐ろしい存在・・・みたいに思っている人もいますが、
恐ろしいのは自分の罪意識が自分を責めているからそう感じさせているだけで、
生まれて来ることができなかった命のポジションに座って感じてもらったら、
そんな風に恨んでいたり苦しめてやろうとしている魂はないことが分かります。
そこには、愛しかありません。
誰かに悪いことしたなぁ!と思うときも、
自分を責める事は案外簡単で。
自分を責めたり、痛め付けたりすることよりも、
その出来事からなにかを学び、善き事として世の中に還元できたときに、
初めて自分が犯した出来事が、活かされるというか、成仏されるというか。
何となくニュアンスで伝わっていますか?
人殺しをして刑務所に入った囚人が、命の尊厳と向き合うことで、
出所してから神父として人々の苦しみを救う生き方を死ぬまで続けました。
という様な出来事(例)で考えてもらったらいいかと思います。
もちろん、人殺しは絶対してはいけないですよ。
でも、一番良くないのは、人を殺しておいて、自分も死ぬとか。
誰も幸せにならずに、無駄になった命が二つあるだけです。
無駄にされた命の分まで、誰かの命が輝くことにその経験が使われたり活かされた時に、
殺された命が(そんなもので埋め合わせは出来ないことを重々承知の上)浮かばれる生き方を、
罪を犯した人は背負う責任があります。
人は間違いを犯します。
でも、間違いを犯したことを悔いて自分を責めているだけでは、誰も幸せになれません。
その間違いから、何を学び、どう「善きこと」として活かしていくのか。
その責任からもし、逃げてしまった場合は、
子孫を通じて、次の世代、次の世代と、誰かが「善きこと」として清算するまで、
その課題は伝わって行きます。
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すずなりに「人生どんづまり」でお越しになられる方も、
ヒアリングしていけば、こういうパターンが見つかることもあります。
生育歴でできた心の傷は、そのまま扱いますが、
自分が生まれて来る前から、家系、ルーツに残っている痛みは、また特別な方法で扱って行きます。
自分が苦しいのは、自分のせいだけではない、
色んなことが絡み合って、起こっているんだということで、自分を責めないでくださいね。
そして、良くなる手段はあるのだということを忘れないでください(^_^)。
幸せになるのを諦めないでね。
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