・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昔、セラピーに出会うまでは、
そして、出会ってからもしばらく、
自分の感情を感じること、見ることが苦手でした。
昔から、人に弱みを見せるのも苦手だったし、
ネガティブな感情は「悪いもの」と信じ込んでいたので、
ネガティブな感情が出てきたら、無理やり「ポジティブ思考」とかやってました(笑)。
「引き寄せの法則」とかも大好きだったので、
「ポジティブな思考にポジティブな現実がやってくる!」というのを、
真剣に信じていて、
自分の中にネガティブな感情や考えが出てきたら、
「悪いことを引き寄せるんじゃないか?」と恐れて、
逆に自分の思考や感情をコントロールしようとしすぎて、
結局「抑圧」して疲れたり、
その挙句、自分の感情が分からなくなったりしていました。
(↑「感情を感じてはいけない」のビリーフ発動中!)
引き寄せの法則を使って、ポジティブな現実を引き寄せることができる人がいる一方、
引き寄せの法則が機能しない人はどうしてなんでしょう。
私が引き寄せの法則を使っても、なかなか人生が変わらなかったのに、
セラピーを学んで、感情を解放することが出来るようになってから、
引き寄せを使わなくても、自然と願ったことが叶うようになったのは、
どうしてなのか??
それは・・・・
引き寄せの法則を使う人の心の状態が、「恐れ」がベースになっていて、
「これがあったら、私の恐れていることが避けられそう!」と、
宗教にすがるのと同じような感じで、
自分の生きている現実をコントロールしたい欲求で、
引き寄せを使っている人は、
その「恐れ」が引き寄せられるので、
結局、その恐れを抑圧して、ポジティブ思考を無理くり押し付けても、
効果がないということなんです。
「お金がなかったら自分の老後が恐いから・・・・」
「結婚しなかったら、周りにも親にもみっともないから・・・・」
などの、恐れがあると、
自分の経験している現実を、安心できるものへとコントロールしたい欲求が強くなります。
で、
引き寄せの法則が機能する人はどんな感じなのかというと、
まずは、日常で生きることへの絶対的な安心感がベースになっているように思います。
恐れから願いを持つのではなく、
「ありのままの自分でOK、生きているだけで自分には価値がある、人生なんとかなる」
などの、安心感がベースにあって、
そして、その上に「これがあったらもっと楽しいよね」「こんな人生も素敵よね」
という、おまけ状態。
叶ってもいいし、叶わなくてもいい。
引き寄せ使うのも遊び感覚。
必死さがない(笑)。
セラピーで、クライアントさんが、
「生きるのも辛い」状態から、「普通に生きれる状態」に上昇していき、
「何かが出来ても、出来なくても、自分の存在自体に価値があり、人生なんとかなる」という、
絶対的な安心感が、心の中に芽生え始めると、
不思議に願いが叶ったり、忘れてたことをひょんなタイミングで引き寄せたりするという報告を受けます。
ようは、いつも、不快なことであろうと、心地よいことであろうと、
いつも自分の心の状態が引き寄せられているということなんだと思います。
しかし、引き寄せられている部分は、
顕在意識3%の部分で、どう考えているか、ではなく、
潜在意識97%の部分であって、
私たちの無意識に繰り返している思考や、ここに閉じ込められている感情が、
現実となって常に引き寄せられている様に見えます。
セラピーは、この無意識に閉じ込められている「解放されていない痛み」を扱いますので、
ここがお掃除されることで、
「痛み」が解放されて、そのスペースに「安心感や幸せ感」が入ることで、
そこが引き寄せられるってことですね(^◇^)♪
ストレスで心が疲れていたり、抑圧感情でパンパンの人は、
それを無視して
「引き寄せの法則で良い現実を引き寄せよう!」とする前に、
そこをお掃除しましょう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長谷川 郁 (はせがわ かおる) 酵素断食・浄化療法
京都の古民家で、宿泊しながら美味しい酵素ジュースで酵素断食を行い、
オイルマッサージを毎日受けられます。
心と体のデトックス、自分をしっかり見つめる、人生を変えたい方は、
↓こちらから
☆長谷川郁の担当セラピー ↓