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すずなりの南かおるのブログです


by 南 かおる ( 心理セラピスト・ボディセラピスト・断食指導)
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問題が解決しないニセモノの感情

☆11月京都出張セラピーのお知らせ

11月7日(土)8日(日)
に京都市内に長谷川郁が出張ビリーフチェンジセラピーをします。
詳しくはこちら
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☆12月京都出張セラピーのお知らせ

12月5日(土)6日(日)
に京都市内に長谷川郁が出張ビリーフチェンジセラピーをします。
詳しくはこちら



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私が行っているビリーフチェンジセラピーでは、
感情解放を大切な工程として丁寧に行っています。

ですが、感情を解放する時に「本物の感情」以外の感情は、
感じてもスッキリせずに、返って問題を強めたり、
感じれば感じるほどしんどくなる感情もあります。

なので、
私のセッションでは、「本物の感情」をクライアント様が
感じられる様に、丁寧に導いていきます。

みなさん、
ご自身の中から現れてくる感情は、
全部ひとまとめに「自分のモノ」と捉えていらっしゃるかもしれませんが、
実は感情には3つの種類があります。


1、本物の感情
2、ニセモノの感情
3、同一化の感情


です。


問題が解決に向かう時に使う感情は「本物の感情」のみで、
後の「ニセモノの感情」「同一化の感情」は、
どれだけ感じてもスッキリとせず、
問題の解決に至りません。


「本物の感情」とは、
きちんと現実にコンタクトをとって、
その時に感じている適切な感情のことです。
この感情は問題を解決に至らせることができます。

家族やペットを喪失した時には、
「悲しみ」を感じ、十分嘆き悲しむことで、
その悲しい出来事を過去のことにすることができます。

また、
周囲の人に理不尽な扱いを受けた時に
「やめてください」と怒りの感情を表現することで、
相手に対してやめてもらう行動を取らせたり、
またはやめてくれなかったときは、
怒りの感情を使って、その場を離れることで、
自分の身を守ることもできます。


ですが、「ニセモノの感情」は、
現実とコンタクトを取らずに、
頭の中のイメージとつながって、
そのイメージに対して怒ったり悲しんだりしているという特徴があります。

例えば、
対人恐怖症の方は、
相手の目を見ることができません。
これは、現実とコンタクトを取っていない証拠です。

目を瞑り、自分の中にある「相手のイメージ」に対して、
「恐い、恐い」とやっているのです。

・・・・・


どうして人間は(無意識ですが)
ニセモノの感情を使うのでしょうか?

その答えは、
「自分が主体となって(自分の人生の責任者となって)
解決しなくてもいい」

という思い込みが(無自覚にでも)あるからです。


・・・・・


「ニセモノの感情」には、
「本当の理由を隠す様なビリーフ」が紐付いている場合があります。

ニセモノノ感情を使うには、隠れた目的があるのです。


例えば。。。
(隠れた目的事例↓)

「わたしがこのまま落ち込んでいるかぎり、
やらなくてはいけないことをやらなくても済むだろう
(無意識ですが、ウツになる人が持っていることが多い)


「わたしがこうやって怒りや憎しみを持ち続けている限り、
自分の過ちは認める必要がないだろう


「わたしが自分のことをダメな人と否定している間は、
周りの人からは攻撃されないだろう


「わたしが死にたいと落ち込めば、
親は反省してくれるだろう


「わたしがダメなのは親の責任にしている間は、
自分は勇気を出して行動しなくてもいいだろう




などの、隠れた目的が紐づいています。

ニセモノの感情を多様する時、
その人の中では何が起こっているのでしょうか?


それは、
「被害者の意識に入っていて、
自分が主体となって自分の人生に責任を持って
行動しなくてもいい」

と思っているときです。


なので、この感情をストロークしたり、
共感することは、

問題解決と逆の方向に向かいます。




・・・・・


「自信が無い」という感情も、
ニセモノの感情の代表的なものです。

自信がないと言う事で、沢山守られていることがあるのです。

「実は自分には、
なすべき事や欲しいものを手に入れる能力やリソースは全て備わっていて、
やろうと思えばその人生は手に入るんだ」


ということを受け入れて(認めて)しまうと、

「もしかしたら周りの人は反対するかもしれない(認めてもらえないのが恐い)」し、
「チャレンジした時に失敗したらカッコ悪いかもしれない」

と言った、
不確定な人生を歩まなくても済むという、
メリットがあるのです。

(今までの不満のある人生から、自分の望んだ人生にシフトしていく時に、
今までの違った行動を取らなくてはいけないのは、当然のことです。
ですが、それは「不確定(何が起こるか予想できない)」人生でもあり、
自信がない、という感情を多用することで、
今までどおりの不満一杯の人生であっても、不確定な人生より「安全」であると、
無意識で感じている)





なので、有能感(自分には出来る!)を感じるより、
ニセモノの感情(この場合自信がない)に留まり続けるわけです。



ニセモノの感情を感じるメリットはクライアント様に、必ずあるのです。

それをセッションで見ていくことは、
問題が解決し、自分が(表面意識で)望んでいた「変化」をもたらすことでもあるのですが、

深い意識の部分では
「自分が主体となって問題を解決したくない(被害者意識で留まっていたい)」という、
隠れた目的があるので、この隠れた目的を正面切って認めることは、
時にクライアント自信にとって難しい時もあります。
(深く理解出来た方はゆっくりでも変化に向かって進まれます。
認めてしまったら、表面的にしていることの本当の意味を知ってしまうからです)


最近よく、「感情を解放しましょう」「しっかり感じて出しましょう」
と言うような文章をブログやFB上でも見かけますが、

実は「本物の感情」のみが、それに当てはまり、効果があり、
「ニセモノの感情」と「同一化の感情」については、
感じても、感じても、変化には貢献しないという特徴があります。


「同一化の感情」については、
明日のブログで続きをどうぞ・・・☆








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長谷川 郁 (はせがわ かおる)
私が担当させていただきます(^^)♪

プロフィール


   酵素断食・浄化療法

 京都の古民家で、宿泊しながら美味しい酵素ジュースで酵素断食を行い、
 オイルマッサージ
を毎日受けられます。
 希望の方には、ビリーフチェンジセラピーを行います。

 心と体のデトックス自分をしっかり見つめる人生を変えたい方は、
↓こちらから

  ☆長谷川郁の担当セラピー →「酵素断食・浄化療法」           
 




by kaoru-hasegawa | 2015-09-13 17:00 | ビリーフチェンジセラピー | Comments(0)