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私が断食を続けている訳について、今回は目に見えないことを書いてみたいと思います。
断食をやってみようと思われるほとんどの方は、
「デトックス」や「減量」が目的で興味を持たれるんじゃないでしょうか?
私も一番最初に20代の頃にチャレンジした断食は、
減量が目的でした。
20代に減量が目的で2~3回、
適当にジュース(ペプシコーラゼロキロカロリーとか・・・)だけしか飲まない断食をして、
回復食で失敗し、しばらくやっていませんでした。
本格的に断食にはまるのは、
32歳で就職した、アーユルヴェーダのエステサロンで、
酵素ジュースを販売していたことがきっかけでした。
お客様に、働いていたサロンの販売している酵素ジュースを購入していただいて、
そのジュースで酵素ファスティングをしていただく。
そして、酵素ファスティング中に、アーユルヴェーダマッサージを受けに来ていただいて、
アーマ(毒素)の排泄を促すことで、減量や体質改善ができますよー。
という、うたい文句で、酵素ジュースを購入していただくシステムでした。
自分が自信を持って販売できるようになるために、
自分自身もこの酵素ジュースで断食してみないと、使ったことないものを販売できないしなぁーと思って、
断食をやり始めたことがきっかけで、酵素ジュース断食にはまりました。
今まで我流でやっていた断食は、断食中も我慢大会で、
我慢が強ければ、回復食で失敗するし、回復食失敗したら、あっという間に具合が悪くなる。
しかもリバウンド。
そんな嫌なイメージしかなかったので、
酵素ジュース断食も、あまり期待はしてなかったんですが、
始めてみたら、まず「楽ちん」。
空腹が辛くない。
たまにお腹も空くけど、酵素ジュースをたっぷり飲むと、すぐ空腹は気にならなくなる。
3日くらいあっという間に終わって、
余分な贅肉は落ち、
お肌は柔らかく、きめ細かくなり、
眠りは深く、朝の目覚めが気持ちよく起きれる。
そんな「体の実感」もさることながら、
イライラしない、
落ち着いて行動できる、
心が穏やか、
平和を感じる、
悩みが解決する、
等の「心」や「精神」の効果も感じていました。
エステの店長を任され、店舗の売り上げノルマの責任とお客様の期待に応えなければという
プレッシャーで押し潰されそうだったメンタルが、
酵素ジュース断食をしているときだけは、楽になって、落ち着いていられました。
イライラして、部下に当たったり、
売り上げが上げられない自分の不甲斐なさに目を向けたくないので、
会社に不満を持って悪いのは会社のせいだ!と、会社にイライラしたり。
どうにもこうにも、自分の限界を感じていたときに、
酵素ジュース断食に出会って、
断食しているときだけ、冷静な判断ができたり、いつもならイライラしていた場面で、
冷静に対応できたり、
そういう自分を客観的に見て、
「あ~・・本来の私は、こっちの方なのに、何でずれちゃったんだろう。」
という感じを感じてました。
断食してるときだけ、「本当の自分に帰ってきた」というような感覚があって、
平和な自分、冷静な自分、心穏やかな自分、
断食してこのエネルギーに自分の波長が合い始めると、
「自分に帰ってきた」という安心感に触れることができました。
そして、ストレスでまたお菓子や夜食や色々・・・・血液が濁るような生活に入ると、
本当の自分からかけ離れて、
イライラが止められなくて部下に当たったり、
会社に不満を持ったり、
自分に自信がなくなって落ち込んだり・・・・を繰り返していました。
感覚的に、自分の深い所が「断食したら気持ち良い感じになれる」ことを知っていたので、
「断食しなはれや~」と私に囁いているのに後押しされ、
ひたすらそのあと断食しまくります(笑)。
それが34歳の時ですねー。
私の中では、「ブラック郁」が、何かおかしいことに気づいていました。
本当の私はそんなもんじゃない。
って、いつも感じていました。
断食して血液が綺麗になっているときだけ、
自分の中の平和に触れることができました。
それ以外の時は、焦り、自分を信頼できない、過剰な責任感と完璧主義、孤独感・・・にまみれていました。
あの頃は心の救いがほしくて、断食をしていたように思います。
自分の前に、厚い壁が立ちはだかっていて、
その壁を乗り越えて、はたまた、ぶち壊して、
その先に行くには、私には断食が助けてくれる!って、直感で感じていました。
この直感にしたがって、34歳の1年は、月に2回の3日断食を1年間やりました。
1年間で合計24回の3日断食。
そこまで頑張れたのはダイエットでも体質改善の目的でもなく、
「今の私は、何かが間違っている」と感じていたからです。
断食しているときだけ、本当の自分に戻れるから、
何か「別キャラ」を着ぐるみみたいに「本当の自分の上に被っている」という感覚がぬぐえなかったので、
この着ぐるみを脱ぎ捨てたくて、断食しまくっていました。
ふなっしーの中身は?
↓
ふなっしーを着たおっさんじゃなくて、
実は私はオッサンを着たふなっしーでした(笑)。
女を捨て、朝から晩まで男のように働き、
その頃の私が絶対に手放せなかったのは、たばことコーヒー(笑)。
まるでオッサンです(笑)。
つづく・・・
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長谷川 郁 (はせがわ かおる) 酵素断食・浄化療法
京都の古民家で、宿泊しながら美味しい酵素ジュースで酵素断食を行い、
オイルマッサージを毎日受けられます。
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