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幸せの種をまこう jyouka.exblog.jp

すずなりの南かおるのブログです


by 南 かおる ( 心理セラピスト・ボディセラピスト・断食指導)
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境界線について②

☆大阪出張セラピーのお知らせ

2015年 5月23日(土)、24日(日)
ビリーフチェンジセラピーの、出張セラピーを行います。
お悩みを心理セラピーで解決したい方は、どうぞ\(^o^)/
詳しくは
こちら


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「~昨日のブログの続き~境界線について」
の、続きです。




「境界線が引けている人」の精神状態は、
どうなっているんでしょう?

というところで昨日のブログが終わっていましたが、
その説明をします。


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「わたしはわたしのために生きる」というのが当たり前な感覚です。
「わたしはわたしのために生き、わたしの感情や人生の責任の所在はわたしにある」
という感覚が持てている状態です。


なので、他人に対しても、
「あなたはあなたにために生き、あなたの感情や人生の責任の所在はあなたにある」
という当たり前のことが分かっている状態です。


自分を一番大切に思い、
自分に危害を加える人からは遠ざかることで自分を自分で守ることもでき、
自分も他人に深入りしないことで相手の境界線も尊重します。
自分の境界線をおかされそうになったら、「NO」ということで自分の境界線も守れます。


少し冷たい人間に思われそうですが、
そうではありません(冷たいと思う人、境界線がありません 汗)。

「わたし」を大切にできる人は「他人」も大切にできます。


「わたし」は「わたし」のために存在しているのであり、
誰かのために存在しているのではありません。

そして周りの人も「自分自身」のために存在しているのであり、
「わたし」のために存在しているのではありません。


この当たり前の感覚は、
冷たいのではなく、健全なのです。



感情でぐちゃぐちゃになって、
他人も自分もごっちゃになっているのが、
人情や温かさ…ではないのです。





この境界線、
なぜ引けない人がいるのかというと、

自分の育った家庭環境(原家族と言います)で、
自分自身が誰かに境界線をおかされてきたからです。
または、自分が「いやだ」という感情を使わずに、
境界線をおかさせてきた(境界線を守らなかった)からです。



この人間関係を学ぶ原家族での幼少期の体験によって、
それがさも「当たり前で疑う余地がない」くらいに、
自分自身の「脳」に刷り込まれています。



例えば、
幼少期にお母さんが毎日泣いていて、不幸そうであって、
僕が良い子じゃないから、お母さんは幸せじゃないんだ。
僕が良い子になって、お母さんを幸せにするんだ!

と、強い感情が動く体験をすると、


「お母さんの幸・不幸は自分に責任がある」
「僕が頑張ることでお母さんを幸せにできる」と、
脳はインプットします。



そして…

大人になると、
「お母さん」に対して持っている感情を、
世の中や、世の中で出会う人に投影します。

そういう人は、必ず「かわいそうな人」を見つけて、
結婚します。

過去に救えなかった親を、
パートナーに投影し、
過去完了できなかったことを、
パートナーを使って完了させようとします。


他、
世の中で弱い立場にある人や、
かわいそうな人を見ると、
自分に責任があるような気がして、
過剰に世話を焼いてしまい、
また、
自分が立派な人間や人格者になることで、
誰かを救おうとします。



お母さんが幸せでないのは、お母さんにそれを決める責任の所在があるのだけれど、
子供の魂にはわからないんです。
(子供はお腹の中で実質自分ではない誰かと一体だったので、生まれてしばらくしても、境界線が曖昧です)


大人が、
「わたしが不幸なのがあなたには責任はない。わたしは自分で人生を変える力がある」と、
きちんと伝えることで(言葉でなくても態度でも)、
子供は境界線を学んでいきます。
(親が不幸なのはわたし、僕のせいじゃないんだ・・・と)

もしくは、
境界線をおかされた時に、
「僕は僕なんだ(わたしはわたしなんだ)」と主張することで、
自分で守ることができます。



こういう体験がなかった人は、
大人になってから、世の中に出ても、
人との境界線が曖昧で、

過剰に疲れてしまい、
人間関係にストレスを感じてしまいます。




心理セラピーでは、
ほとんどのケースで境界線がクライアントのテーマに上がります。

境界線を引くワークをすると、
大抵の方は、

「目の前の人と自分は違う存在なんだと、楽になる感覚があります」

とおっしゃいます。


これが、実は普通の健全な感覚で、
エネルギーが漏れないので、
自分に力が戻ってきます。

体感覚的にも、
エネルギーが充電された感覚になり、元気になります。






次回は、この境界線を引くためには、
「自分は自分、他人は他人で良いんだ」と思えるために必要な、
「安心感」のもとになっている「愛情や愛という感覚」がないと、
難しいのです。

次回はそのお話もしていきます。

 £゜(●^д^●)゜£

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長谷川 郁 (はせがわ かおる)
私が担当させていただきます(^^)♪

プロフィール


   酵素断食・浄化療法

 京都の古民家で、宿泊しながら美味しい酵素ジュースで酵素断食を行い、
 オイルマッサージ
を毎日受けられます。
 希望の方には、ビリーフチェンジセラピーを行います。

 心と体のデトックス自分をしっかり見つめる人生を変えたい方は、
↓こちらから

  ☆長谷川郁の担当セラピー →「酵素断食・浄化療法」           
   断食に自信が無い方でも大丈夫→ 「5日間の体内浄化コース」





by kaoru-hasegawa | 2015-04-08 17:00 | ビリーフチェンジセラピー | Comments(0)