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すずなりの長谷川郁のブログです


by 長谷川 郁 ( 心理セラピスト・ボディセラピスト・断食指導
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自分の苦しみや運命を背負った人だけが強くなれます。

人は、時に、他人の苦しみや、悲しみ、痛みを背負うことで、
その人と繋がりを感じたいという衝動を持ちます。

例えば、家族の中で、父または母が不幸であった場合。
(実際不幸かどうかは、本人にしか分からないのだけれど…)

子供は、親を助けたいと思います。

子供は、純粋無垢な向こう見ずな盲目の愛を持っているがゆえに、
自分の身や、人生を捧げてまでも、親を助けたいと、幸せにしたいと、
そう誓います。


この感覚が、幼少期、3~15歳までのビリーフか形成される頃に、
強烈に潜在意識にインプットされてしまうと、
大人になってからも、自分の身の回りの人に対して、

過剰に、その人の人生や運命、悲しみや苦しみ、痛みを一緒に背負おうとしてしまい、
その衝動から逃れることが難しくなります。


自分が我慢してでも、
家族や恋人の苦しみや悲しみや運命や、その人自身の問題や、
またはその人の感情に、

自分が責任があるかのような錯覚や幻想を持ち、
相手と自分の境界線がぼやけてしまいます。
そして、そこから出ることが困難になってしまうのです。


自分は本当は嫌なのに、人の心の面倒を見たり、
自分の気持ちを押さえてまで、その人のご機嫌を取ったり、
本当は自分が助けて欲しいのに、自己犠牲をしてまで、相手を助けようとしたり。


どうして、それがやめることが出来ないのか。


それは、他人の人生に責任を取るという形で、
その人は何か得ているものがある訳なんですね。



それは、人間が本能的に持っている「繋がりたい」という欲求です。


人は、繋がりを感じたいという欲求を満たす為には、
自己犠牲くらいは、容易にできてしまうのです。





他人の人生に責任を取らなくて良い、という楽になる選択があるにも関わらず、
その選択をして、繋がりがなくなり、心理的に孤独を感じるくらいなら、
自分の人生を、捧げている方が気持ちは楽なのです。



そうやって、相手に、
「私が一緒に痛みを背負うことで、あなたを助けます。」という、
自己満足的なストーリーをやることで、
相手には、私があなたの分まで背負わないと、
あなたは自分で自分の人生を背負うことができない、
力のない弱いダメな人間である…ということを、
暗黙のメッセージとして、伝え続けているのです。



原型は、親との間で出来た形です。


それは、愛ゆえに、痛みを伴う形でしか、
繋がれなかったのです。


幼い、無知な子供が下した、
出来ることが少ない子供が選んだ道でした。
(自分の人生を捧げることでしか、親を救えなかった)


この関係を正しい位置に戻すのに、必要なことがあります。




それは、「相手を尊重する」こと、
そして「謙虚になること」です。


その様な態度で相手と向き合うことです。


「自分を犠牲にしてまで、この人を助けなければ」という見方は、
相手の尊厳をおかします。

そして、とても傲慢であることに気づけるようになるためには、
自分がこの問題から一歩下がって、謙虚になることです。


自分に目の前の人を救える力があると思うことは、
とても傲慢であって、自分の神聖さを失い、そして相手の中の神聖さを傷付けます。


私たちは、自分の中にあるものしか、
人の中に見ることができません。

自分の中に、神聖な部分を感じることができれば、
相手の中にも同じものがあることが分かります。



「だって、あの人はかわいそうだから…」
「だって、あの人は分かってないから…」
「だって、あの人は弱いから…」


と、自分の問題を、人に投影して自分の心の中を見ています。
それはあなたの問題なんです。



そして、目の前の人の問題は、
その人の問題で、その人にしか背負えません。


人は、自分の人生や問題を人のせいにせず、自分で背負うと、強くなります。

そして、目の前のその人も、自分の問題や人生を自分で背負った時だけ、強くなれます。

それ以外は、弱くなり、私たちが人生から良きことを受けとることを難しくさせます。




ね、自分の中だけ見てたらいいのよ。
人のことコントロールしようとしたり、期待したりするのは、
自分の心の問題なのです。

その人ではないのです。



気づいて、そこに謙虚になれ、自分の見ているもの全てに尊重の念を持てたひとから、救われます。


真実はとてもシンプル。





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by kaoru-hasegawa | 2015-02-16 17:00 | ビリーフチェンジセラピー | Comments(0)